新世代金属3Dプリンタ
Markforged(マークフォージド)のMetal Xは、ADAM(Atomic Diffusion Additive Manufacturing)という新方式を採用した画期的な金属3Dプリンタシステムです。従来のパウダー方式の3Dプリンタに比べて、導入コスト、安全性、使用の手間といった面で特長の多い機器です。
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MetalX
特徴
Markforged Metal Xの基本
ADAM方式
ADAM方式は3DプリントとMIM(Metal Injection Molding)を組み合わせた方式です。本体でバインダーと混合された金属粉末を積層させ、その後洗浄装置でバインダーを半分除去後、焼成炉で焼結させて最終パーツができあがります。MIM方式は数十年前から金属パーツの製法として確立されており、iphoneの部品などに使われている実績のある方式です。それを3Dプリンタと組合せたことがMarkforged社の斬新なアイディアとなっています。
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投資対効果
プリンタ本体価格は、従来設備の最大1/10です。
付帯設備も含めたシステム導入コストはもちろん、材料費や保守費などのランニングコストも最小限に抑えられます。
金属3Dプリンタの導入ハードルを一気に下げ、最大の投資対効果をもたらします。
安全性
Metal X のマテリアルは、メタルが主成分で、樹脂やワックスを含んだフィラメント・スプールです。
金属粉やレーザーを使わないので、とても安全で、作業員や作業室の防塵・防爆対策なども要りません。
マテリアル交換が簡単
基本的に、プリントヘッドを交換せずに、複数の金属マテリアルが使えます。
手間のかかるチャンバー内の洗浄は必要なく、コンタミ(異物混入)の心配がありません。
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サポートの設計・取り外しが簡単
Metal X / ADAMでは、サポート構造(金属)とパーツ本体の間に、第二ノズルでセラミックスの分離層をプリントします。
セラミック層は焼結後に脆くなるので、サポート部分は手で簡単に外れます。複雑なサポート設計も、ADAMプロセスでは不要です。
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幅広い用途
金属を均一に焼結するADAM方式により、異方性のない、密度約96%の金属パーツを製造します。そのため、様々な治工具、ロボットのエンドツール、そして最終用途部品まで幅広く活用できます。
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