こんにちは、株式会社テクノソリューションズのマーケティング担当です。
今回は、SOLIDWORKSのトレーニング講師になる為に必要な社内試験について書きたいと思います。
弊社では、SOLIDWORKSを導入していただいたお客様向けにトレーニングを実施しており、
お客様向けのトレーニングは全て弊社技術スタッフが担当しております。
実はこちらのトレーニング、SOLIDWORKSが扱えれば誰でも講師になれるというわけではなく
講師になる為には社内の厳しい試験を通過しなくてはなりません。
そして何よりもまず、SOLIDWORKSのトレーニングをお客様に対して行うには、SOLIDWORKSのインストラクター資格(CSWS-TRAINER)を取得しないと教える事ができないのです。
※厳密に言うと、SOLIDWORKS社のマニュアルを使用してのトレーニングを行うには、インストラクター資格が必要です。
SOLIDWORKSのインストラクター資格とは?
このインストラクター資格に関してですが、SOLIDWORKSのホームページには
『エンドユーザに効果的な手法でSOLIDWORKS 認定トレーニングを実施する能力を有するトレーナーを認定する資格です。(SOLIDWORKSのトレーニング インストラクター向け)厳しい基準を設けて認定することにより、エンドユーザはSOLIDWORKS認定トレーナーを通して安心して操作および製品知識について一貫したトレーニングを受けられることを目的としています。』
という説明になっています。
実際の評価シートを見るとかなり細かいところまでチェックしていることがわかります。
例えば
『単に何か質問がありますか?と聞くだけでは無く、効果的に受講者に質問を投げかけているか?』
『複雑な問題を先送りせず、解決できるか?』
『ストレスを与えずユーモアを交え教えているか?』
など、他にも色々なチェック項目があります。
しかし、残念ながら今はこのインストラクター試験は終了している為、社内でインストラクター資格を持つ講師が評価者となり、社内認定試験を行うことになりました。
社内試験は厳しい!その理由
技術スタッフを目指す新人がSOLIDWOKSについて一通りの操作が問題なくできるようになり、SOLIDWORKS社の認定試験にも受かると、SOLIDWORKSを初めて使用する方向けのトレーニングガイド「Essentials」のトレーニングができるようにと言われます。(500ページ以上ある分厚いトレーニングガイドです)
実際にこの試験を受けた新人の話では、
“トレーニングガイドの「Essentials」には何度も触れたこともあり、内容自体はほとんど理解できていました。しかし、講師で指導する側の立場となると、内容を理解しているだけではなく、SOLIDWORKSの仕組みや概念について分かりやすく簡潔に説明ができる必要があり、人前で話すことすら初めてだったので大苦戦しました”
ということです。
確かに、しっかり準備をして臨んだという社内試験に参加させてもらった際
「声が聞こえづらい」
「姿勢が悪い」
「解説が初めての人には分かりづらい」
「質問に上手く答えられていない」
等、先輩講師からのダメ出しが次々と入っていました。
では、なぜそんなに社内試験が厳しいのか?
それは先輩講師からのこんな助言で理解したそうです。
「トレーニングはお客様がお金を払って受講いただいているものであり、それだけの価値があると思って貰えるトレーニングを提供する必要があるんだよ」
恐らく、初めのうちは先輩講師に見てもらうリハーサルの日や認定試験の日が近づくと、緊張で心臓がバクバクする日々だったと思います。しかし、失敗しながらも練習を重ねることで、説明を一回で上手く伝えられたり、褒めてもらえることも徐々に増えていくようでした。それが少しづつ自信となって、いざお客様の前に立った時にも自分を信じてトレーニングを行える講師へと成長していくんだな、と見ていて感じます。
弊社では、このような厳しい試験を通過した講師が皆様のトレーニングを担当いたしますので、安心してご受講ください。
最後に、トレーニングカタログが新しくなりました!
豊富なメニューを取り揃えております。ぜひ皆様のスキルアップにお役立ていただければ幸いです。
SOLIDWORKSトレーニングカタログ(虎の巻)は、下記画像をクリックするとご覧いただけます↓
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