SOLIDWORKSアドイン
こんにちは。お久しぶりです、社員Mです。
SOLIDWORKSをお使いの皆さま、普段アドインってお使いになりますか?動作が重くなるから入れていないという方もいらっしゃるかもしれません。でも便利に使えるのを知らずにいたらもったいない!今回は、少しだけSOLIDWORKSが使える社員Mが、設計を超えて加工用のSOLIDWORKS CAMアドインを使ってみた話です。
1分で見られる操作動画を先に見たい方はこちら>>
アドインの追加方法
SOLIDWORKSへのアドインの追加は簡単です。
1. SOLIDWORKSを起動し、オプションの中の「アドイン」をクリック。

2. 目的のアドインを探し、今だけ使ってみたいという場合は「アクティブアドイン」、いつでも使えるようにしておきたいという場合は「スタートアップ」にチェックを入れて「OK」をクリック。
※アドインが見つからない場合は、使いたい製品自体(今回であればSOLIDWORKS CAM)がインストールされているかご確認ください。

3. 「SOLIDWORKS CAM」アドインタブが追加されていることを確認。

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SOLIDWORKS CAM アドインの使い方
アドインの中には色々な機能が用意されています。今回は一番簡単な、設計したモデルが綺麗に加工できるかのチェックをしてみたいと思います。サンプルモデルとして、ハサミの持ち手の部品を用意しました。設計の時点で、たとえば削り残しが発生することが分かれば、形状変更を検討できますね。
1. まずは何も考えずに「加工フィーチャの抽出」をクリック。ソリッドモデルパーツから加工フィーチャを自動的に作成します。

2. 続いてグレーアウトしていた「加工プランの構築」が実行可能になるのでクリック。テクノロジデータベースで定義されたルールに基づき、すべての加工フィーチャに対して加工操作を作成します。

3. 更に隣の「ツールパスの作成」が実行可能になるのでクリック。加工操作のツールパスを作成します。

4. ご想像の通りかと思いますが、次は「加工シミュレーション」が実行可能になるのでクリック。ストックの形状とツールパスに基づいて、材質の除去をシミュレートし、グラフィカルに確認します。ここまでクリックを4回しただけ。30秒くらいです。

5. 加工シミュレーションのメニューに切り替わるので、再生ボタンをクリックすると、直方体の状態の材料からモデル形状に削られていく様子がアニメーションで見られたり、

表示オプションを切り替えると、フィレット半径と工具サイズなどの条件によって削り残しが出る部分が色分けされて表示されたりします。画像では設計通りに削れるところが緑、削りきれないところが青で表示されています。

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画像と文字だと伝わらないと思いますので、実際の操作画面をご覧ください。
早送りなしの録画です。
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SOLIDWORKS CAM 体験セミナー開催中
今回はとっても簡単な加工シミュレーションのやりかたをご紹介しました。SOLIDWORKS CAM Standard は SOLIDWORKS 2018以降をお使いの方で、SOLIDWORKSのサブスクリプションサービスに加入していれば、どなたでも無料でお使いいただける製品です。こんなに簡単なら加工担当じゃなくてもちょっと試してみたくなりませんか?
CAMに詳しくない社員Mはこれ以上ご説明ができませんので、もっとちゃんとSOLIDWORKS CAMを使ってみたいという方は、是非テクノソリューションズの無料体験セミナーにお越しください。